第5回 リメイク
昔、いろいろな曲のリメイクがブームになった。
今のアーチストが昔の曲を奏でるとこんなになるんだと驚いたものだった。
今、CMのリメイク版がでてきている。
昔懐かしいキッコーマン、「酒はおーぉーぜき」の大関酒造、ほとんど背景や演出も変わらないリメイク版だ。
現在は、モノは少品種少量生産、大ヒットが生まれなくなっている状況の中で、企業は再度我々世代の頭の片隅に残っているイメージを想起させて、ブランドを再度立て直そうとしている。
先日清水建設の方と打ち合わせをして、いろいろな話を面白おかしく提案した。
もしかしたら、都市のブランドも立て直しの時代なのかもしれない。
だけど、都市のブランド化というと、どうしても、ヒルズや汐留のイメージになってしまう。
だからこそ、我々の意識にある都市をリメイクしたらどうだろう。
古き良き時代を前面にたて、裏では最新鋭の仕掛けが動いている。
一時期、「コンパクトシティ」という考え方がはやり、様々な箱モノやサービスが一つの街に詰め込まれていてまとまった場所にあるという考え方。
私のイメージはまさにリメイク、その周りの環境も含め一つの場所にある・・。
人も自然も都市も「ひとつの場所にある考え方」
今後、企業は大きなパラダイムシフトを経験するだろう。おそらく、企業の場所の移転や跡地がたくさん発生する。
まずい!周りの人たちを含め今までの生活が奪われてしまう。
手をこまねいておろおろしていても仕方ない。キーワードは「古き良き時代」「日本らしい都市」
そんな都市、日本のど真ん中につくったらどうだろう。老若男女みんながその街を見に来る。
ヒルズや汐留のような都市ではない再開発。
いつでも具体案をだしますよ!