第7回 事業仕分け

Last updated: 2009年 11月 15日 日曜日 - Save & Share - Leave a Comment

国の事業仕分けが始まった。
いろんな有識者と政治家が、なんだかバッサバッサ、それも短時間で結論を出している。
公開でやっているものだから、官僚もたまったもんじゃない。
今までこんなことはなかったから、とてもみていて小気味よいし、おそらく今までの政権であれば見えなかったものが白日のもとにさらされるわけだから、期待ができる。

これを企業に例えると、原価や経費を如何に下げるか、企業にとって不必要なことは早急に見直しましょうってこと。
だけどちょっとまって!
企業の場合、コストを切る詰めると同時に、どうしたら売上、収益を上げるにはどうしたらよいかのほうが深刻で、それを一所懸命に考える。
国の収益は税金、ほとんどが法人や個人が納めている税金。その収入を増やすためには、法人や、個人に収益が上がらないと税金は増えないのである。

つまり、事業仕分けと同時に、「どうやって税金を増やしていくか」=「企業が元気になっていくか」を真剣に考えないと意味がない。
であれば、同じように、国家戦略局が、早く「日本はこの方向で行くんだ!」と指針を示すこと、そして、そのためにどんな戦術でやっていくか、皆がいろいろな意味で豊かになっていくかを議論しなければいけない。

そう、同様に、こんな形にするべきだと、公開で討論したらどうだろう。
その時は突拍子もない案も出てくるだろう。
正直、コスト削減は簡単、やめればいいこと。だけど生み出すことはかなり辛い。
でも知っている限り、面白い案をもっている人は世の中にたくさんいる。
国も企業もそんな人たちをないがしろにしていないかい?
管理、管理ばかりではないかい?

私は、官僚の天下りにはNO。だけどこれまでの世の中はそれが前提で成り立っていたことも暗黙の事実。
私の案の一つは、今の官僚の給与を今の1.5倍にすること。
あたりまえだ、日本国家を任すわけだけだから。モチベーションも必ず高まる。
その代わり、天下りは一切なし、
国民のために、企業のために、日本の為に知恵を絞って考えられる人物が官僚になるべき。
もう中途半端はやめよう。

事業仕訳、もう一歩未来にむけて「日本再生計画」を進めてほしい!

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