第8回 RYOMA
来年の大河ドラマは、坂本竜馬。
私は、高校時代叔父にこの単行本をもらい、今まで8回くらい読んだ。
そして、竜馬の生き方に思いを馳せた。
来年の大河ドラマは今まで以上にとても楽しみだ。
私の尊敬する方の一人に元ソニーの執行役員、現JVCケンウッドの執行役員である前田悟さんがいる。
先日、いろいろお話する機会があり、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。
前田さんは「小袋さん!すごいものができたんだよ。春に発売なんだけどね、RYOMAっていうんだ!」
目はキラキラ、マシンガンのようにその想いのお話が始まる。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090930_318358.html
RYOMAは、BDドライブとHDD、デジタルチューナー、FM/AMチューナー、デジタルアンプを1台にまとめた、今までも、どこかの家電メーカがやれそうだったが、誰もやっていなかったモノ。
今、テレビにいろいろなモノが装備されているが、私が感動したのは、このRYOMAにラジオがくっついていること。
その音質を担保するために、M-LinXに対応することで、ネット経由でラジオを楽しむことができる。
今の時代テレビが主役、ラジオは片隅に追いやられた。
学生時代、オールナイトニッポンとかジェットストリームとかラジオをよく聴いていた。
音は見えないから素晴らしい、なにしろ、想像力がはたらく。
つまり、音、声、耳から聞こえてくるものはすごく感性と感覚がとぎすまされる。
これからは、その感性と感覚がとても重要な時代になってくると思う。
RYOMAはハードウェア、だけど人間の忘れられているものも同時に提供してくれる近未来の箱。
これでラジオがもう一回復活するような気がする。それも、今までと違うサービスも加えられる可能性は大きい。
前田さんは、このRYOMAのネーミングが決まった時、来年の大河ドラマが竜馬であることは知らなかったそうだ。
「家電維新を起こしたい!」
前田さんの話は、いつもワクワクする。