第21回 和をもって尊し
やっぱりなんだか、この景気は変である。
政治家や官僚は、本当に理解しているのだろうか?
よくみてみたら、東京の街中には、若者だらけ。
可処分所得があるから、自分自身の考えで消費ができる。
パワーがあっていいけど、本来なら消費を引っ張っる、中高年がめっきり、昼も夜も少なくなった。
また、アングロサクソン系の外国人もなかなか見なくなった。
やっぱり「内外老若男女」入り乱れて、経済や文化をひっぱっていく世の中が健全。
経済の血液である銀行、国をリードしていく官僚や政治家、子供たちに夢や希望を与える先生、
我々は、なんだかんだいいながらも一目おいている立場の方々である。
だけど、今の経済状況で、その方々が本当にそれを理解しているとは到底思えない。
常々思っていたが、大学を卒業し、銀行マン、官僚、先生になった人たちは、
インターンの一環で、3年目から5年目の間は半ば強制的に、企業に出向するという
期間を設けたらどうだろうか。
なんらかの状況に陥って、銀行から企業に出向とかではなく、若いうちに生の企業活動を
肌で感じ、一緒に同じ釜の飯を食べていたら、ずいぶん世の中が変わるような気がする。
そうすると、もっともっと、お金の流れも生まれ、官民の交流も生まれ、企業の喜び苦しみを理解した先生が、生徒に教えていく・・・。
この職種の人たちに対する苦言を言っているのではなく、これらの方々が国をリードしていく
人に他ならないから、尊敬しているからこそ、そう思うのである。
ずっと外国に住んでいる方がいった、「本当に外国にいる日本人ほど、協力しない国民はいない。
それが、華僑や韓国人と違うところのような気がする」
「和をもって貴しとなし」
その和の精神、同胞を助けあう。
官民がもっと連携して、この国をリードできたら・・・。
私も、さらにできる限り、ソーシャルネットワークを強く大きくしていきたいと思います。