第29回　平和な時代

先日ある方に質問をした。「歴史上の時代の中でどの時代が好きですか？」
この質問の答えが・・・。
「平安時代と、大正時代」

今まで歴史が好きだといういろんな方にこの質問をした際には、
ほとんどの人が、明治か戦国か中国の三国志の時代がほとんど。
やっぱり時代を変革するような時代、いろいろな生きざまを教えてくれる時代に感銘し、共感をおぼえるかたがほとんどだった。

 しかし、この方は平安と大正。
私も初めての答えだったので、びっくりした。
その方いわく、歴史上、安らげる時代だったから。。。
とても斬新だった。

人は改革、権謀術数などが全ての人が好きなわけではなく、安寧で安らげる時代を
求める人もたくさんいるかもしれないということ・・・。
考えればそうかもしれない。

 平安時代も、大正時代も次の時代の布石としてその役割はあった。
やっぱり、平和な時代はいい。
昨日は終戦記念日。
人々が、平和な時代を願い、そして、日本が幸せな国家になっていくこと、そして自分がそれにどう貢献できるかを考えていくこと、それは大事なことだと思った。