第48回　健康であること

今私は、入院をしています。
約3年近く前から、ホルモンバランスが崩れ、それがきっかけでこれまで検査だ、薬だ、癌の疑いだ、などいろいろなことを繰り返し、今に至っています。
「これは休みなさいと神様が言っている」皆さまからの忠告もあり、ゆっくり休もうと思っていましたが、ところがどっこい、仕事のメールや相談がたくさん。
仕事をしているとそれはよくある話とは思いますが、問題はそれをいつものように気持ちよくスピーディーに気持ちよく処理ができないということです。
つまり、手術の後、「痛い」「きつい」「集中しない」
この状態では、人の話をきちんと聞いたりすることや、重要な判断ができないという事が、いやというほど身に染みたのです。

「健康でありますように・・・」
神社やお寺でそう願う方がたくさんいます。
健康？そりゃ当たり前だ。それよりも、「仕事が上手くいきますように」とか「家族や関わる方々が幸せになりますように」だろよ
と正直思っていました。

だけど、今回苦しんでここに至ってわかったことは、やっぱり健康であることは、ほんとに大事な事なんだと。
健康でないと楽しい事もできないし、苦しいことも乗り越えられない。
しかし、健康はいつまでも続くことではない事は頭では理解しています。
だからこそ、一日一日を精一杯生きる。やりたいことをやってみる。後悔しないように。
そう自分に言い聞かせました。

入院前、入院中もいろんな方からご連絡、ご心配を頂き感謝、感謝です。
皆さまのご健康を心からお祈りいたします。